お客様から頂いたお手紙②
叔母は大学病院の看護師長でした。88歳まで病気一つせず元気に一人暮らししていた叔母が体調不良を訴え入院となり、同時に診断された末期がん。残念なことに深刻なステージで治療方法もなく、病院からの退院の予定と合わせて、病院からホスピス施設をひとつ紹介されました。
叔母も家族も終末期を過ごす最適な場所と認識して、病院から紹介されたホスピス施設への入居をきめました。しかし入居後、叔母は次第に食欲、気力、表情も低下して、施設の看護師さんへの対応の不満も口にするようになります。叔母らしさがなくなっていく様子を面会の都度感じて、悩みました。
「本当は、老後に居心地のよい老人ホームでゆっくりして、最後まで面倒を見てもらうつもりでいたけど、病気になるとベッドに寝たきり、病院と同じように壁と天井しか見ることができない生活になるのね」とつぶやいた叔母の言葉、悔いの思いの数々をハピネスモアの石川さんに相談すると、別のホームを提案してくださいました。
そこは、叔母が希望していた老後の住まいそのものでした。家族で見学に伺った日、ホームの入口からスタッフの方の笑顔、家庭的な温かさを感じました。お部屋は窓から、今年の桜も眺める事ができるお部屋でした。末期がんの症状緩和ケアにしっかりと対応できる終末期ケアの実績があり、何より温かく居心地のよいホームでした。最期の時間が限られていてもいるからこそ、このホームで最後まで暮らせてあげたいと思いました。
そうはいっても叔母の体力も弱くなってきていたので、移るのは無理かなとも思いましたが、「早速、直ぐに進めてほしい、移りたい」と叔母自身が希望しました。ホスピスから他のホームへ行けるという一筋の希望の光が差し込んだように感じた表情でした。
叔母の希望を汲んでくださり、主治医、ホーム長、ホームナースの協力を得た最善の方法、最速の移動コーディネートを石川さんがしてくださいました。石川さんは叔母の移動車内でも隣に同席して、車中で話をして、寄り添って、安心させてくれました。故郷の名物、病院勤務時代のこと、今食べたいもの、流石です。
ホームにつくと、玄関先の大きな花器に、沢山の桜が咲いて出迎えてくださった感動を忘れません。またホーム長が自らホーム館内を車椅子で案内してくださいました。
ホスピスでは、お部屋のベッドの上でほぼ動けなくなっていた叔母のからだも、転居後は、車椅子に乗り、他の方とダイニングでの食事もでき、家族からの差し入れも食べることができるほどになり、同世代のご入居者の方々と共にひとときのホームの暮らしを楽しむことができました。叔母の老後の夢を実現できたことが叔母と家族の大きな喜びになりました。
「最後まで自分らしく生ききる」〜限られた時間の中で、本人が望むこと、希望する生き方を尊重し、常にベストに親身に寄り添って、耳を傾けて、適切にご支援していただいたから、最高の叔母の笑顔につながりました。叔母は最後まで自分らしく、生きることができました。
ハピネスモアの看護師、石川さんに出会えて本当に良かったです。この素敵な出会いを忘れません。
毎年、桜の季節に叔母を忍ぶ想いとともに。
(宮前区在住の叔母の住みかえ/相談者都筑区60代女性)
お客様から頂いたお手紙①
ケアマネージャーさんへ相談していたところ 石川さんをご紹介頂きました。
初めてのお電話で、お話を聞いて頂き、こちらの状況を的確にご理解頂き、一筋の光が見えたような気持ちになりました。
母との対面、傾聴、穏やかな対話、施設見学への流れも母が、自然に受容してくれました。
施設見学の同行とサポート、母の暮らしにあった最適な施設をご案内下さいました。
コロナ禍ではありましたが、母はもちろんのこと私達家族の不安や疑問に迅速に対応下さって。
無事に施設入居・住まいの荷物処分を行うことができました。
石川さんのサポートなしでは、進められなかったと思います。
ケアマネさんだけでなく、石川さんのような「すみかえ相談」は、
これからの社会に必要な存在だと実感致しました。
石川さんのお仕事は 母世代とその子ども世代両方をハッピーにする素敵なお仕事ですね。
たいへんお世話になりありがとうございました。
今は、一人暮らしをしていた時と比べると母も私どもも不安なく安心して、
精神的にも穏やかに過ごすことができております。
1年前を思うと、本当に 有難い限りで 感謝し尽くせません。
(青葉区お住まいのお母様の住みかえ / 相談者 50代女性)